一人息子が上京してはや数ヶ月。電話で泣き言ばかりいう息子を心配して様子を見に来た芽衣は荒れ果てた部屋で生活している息子の世話をしているうちに子供に対する愛が深まり身体を繋げてしまう。こんな関係が許されるわけがない。それでも純粋な好意をぶつけてくる我が子が愛おしい。夫への罪悪感と息子との愛の間で揺れ動く女心。自分の気持ちの答えを知るために芽衣はもう一度息子に会いに行き…。
