冷え切った夫婦関係から目を逸らすように、パートに打ち込んでいた憂紀。美人で気がきいて優しい…職場からの評価は高いが、それでも一向に晴れない気分に辟易していた。そんな彼女にほのかな恋心を抱いていた同僚の和也は憂紀に思いの丈をぶつける。「ずっと前から憂紀さんのことが好きなんです…」和也の一途な想いが憂紀の心を揺れ動かして…。