「あなた…ごめんね。今日は朝まで残業で帰れそうにない…」半年前から始まった部長との関係。深夜まで残業する機会が多く、社内で二人きりになることも多かった。そんな折に甘い言葉を囁かれ、つい不貞をはたらいてしまった。一時の感情に流されてしまったばかりに今もずるずるとその関係は続いている…。献身的に支えてくれる夫の優しさに触れるたびに背徳におしつぶされそうになる。破滅の足音は着実に近づいていた…。