気品のある母・ひさ代は陶芸に夢中で、毎週近所の陶芸教室に通っている。家庭も円満で一人息子の昌弘も何不自由なく暮らしている。そんなある日、帰りの遅い母を陶芸教室まで迎えに行った昌弘。すると、母が若い男と泥まみれで、まるで映画で見た事のあるような光景で弄り合っていて…。「か、母さんがそんな…」しかし、家ではいつもと変わらない優しい母を演じるひさ代に、昌弘は、どっちが本当の姿なのか確かめたくなって…。