「親友のために婚約者役をやってくれないか?」そう、絢に頼んだ僕が間違っていたのか。親友の正人と学生時代カースト上位だった久道の家で晩酌をしていた時の事。いつもの様に僕達をバカにする流れで車をブツけたからお前の保険で処理しろと下請けでもある正人に強要していた。困った正人は苦し紛れに婚約者がいるから出来ないと久道に告げた。事なきを得たかと思ったが久道はいるはずの無い婚約者を紹介しろと言い出して…。