「いつも助けて貰ってるでしょ?私、彼女役やっても良いよ。」親友の和也から結婚を迫る母を騙したいと頼られた僕たち。専業主婦で刺激のない日々を送る妻は計画に乗り気で僕は了承せざるを得なかった。それから数日後、妻が和也の母と初めて会う日、会食程度で帰ってくると思ったが和也の母がホテルまで用意して帰れない雰囲気らしい。そして終電を過ぎた頃、抜け出してタクシーで帰るという連絡を最後に妻の返信が途切れて…。