聖さんは本当の母さんじゃない。僕が子供の頃に親父が再婚したのが聖さんだった。結婚して1年で親父が亡くなってから女手一つで僕を育ててくれた。母として、女としても聖さんに恋心を抱いていた僕の夢は少しでも聖さんを楽に、幸せにする事だった。しかし、その夢は悪友・貴斗の手によって崩れ落ちた。僕を利用して母さんに近づき、仮病で早退して聖さんに言い寄る貴斗。不安が募り足早に帰宅した僕は衝撃の光景を目にして…。