美紀はシングルマザーとして政明を育てた。必死に働き育てた甲斐あってか、政明は無事に●校を卒業し、大工へと就職した。子育ても一段落し、達成感と虚無感を感じていると政明から温泉旅行の誘いがあった。もやもやした気持ちのまま美紀は旅支度をするのだった。