若い頃、勢いだけで結婚したけど即離婚。自分の事は二の次に、苦労して女手ひとつで育てた愛娘の里香が彼氏を連れてきた。里香には私みたいな苦労させたくない、相手は慎重に選んで欲しい。母心でそんな事を思っていたのに、彼は私を強引に抱いた。私はあの子の母親、でも、でも私だって…。母性と女心の狭間で、私は悔しいほど感じてしまった。