上京して起業するもあえなく失敗、残されたのは借金だけ。途方に暮れ、家出同然で飛び出した実家に帰ると、かつて幼馴染だった義姉のあかりが迎えてくれた。「…大人っぽくなったね」情けない俺に、あかりは昔と変わらず優しかった。「すぐに出ていけ!」烈火のごとく怒り狂いながらも兄貴は出張に行った。俺は隠していた想いを抑え切れずにあかりを押し倒した。